最近、昔のように翻訳の勉強してないと感じる。
翻訳者となったからには、翻訳に関わることをするならお金をもらいたいので、仕事があればできるだけ多くの時間を仕事に使う。
これは仕方ないことだし、仕事をする中で新たな気付きがあったり、翻訳の実力が上がるというのも確かにある。
でも、明らかにインプットが少なくなると、自分の翻訳者としての実力も頭打ちになるかもしれない。
久しぶりにアメリアの定例トライアルに目を通すことにした。
アメリアの定例トライアルに関しては、これまでも特定の分野(4つほど)について、課題、訳例・解説に目を通して、仕事で翻訳する際の参考資料になるように自分なりにまとめている。
これは今でも続けているのだが、仕事を優先していたため、まとめていないものがたまっていた。
自分で訳して訳例と比べるということはもう時間的にできない。いや、もう時間があってもやらない。重要な指摘を中心に見る程度。
前から公言しているが、私が好きな解説は「日英ビジネス」。
その他、「日英メディカル」も解説の書き方も見やすくてありがたい。これは、2019年2月の分から今の書き方に変わっており、解説を読む人が原文と解説を行ったり来たりしないようにとの配慮が感じられる。
私はアメリアの回し者ではないが、翻訳の勉強をしている人であれば、アメリアの定例トライアルの課題と訳例・解説は学習素材として役立つと思う。
アメリアの年会費は、16,500円(税込)。入会金は5,500円(税込)かな、多分。あわせて、22,000円。
現時点で公開されている過去の課題と訳例・解説は、メディカルやIT・テクニカルであれば、それぞれ60程度、日英ビジネスは30程度、日英メディカルは20程度。定例トライアルが続く限り、今後も追加されていくと思う。
課題1つ当たりのコストで言えばかなり安い。
分野としては他にビジネス、映像、金融、出版、特許などがあるため、複数の分野を勉強する人であればさらにお得になる。
1年だけでも会員になって、その間に自分に必要な分野の課題や訳例・解説をすべてダウンロードしておけば、退会した後でも自分で勉強を継続できる。
気に入ったのであれば、継続すればよい。
自分に合わないと思ったら、その時は22,000円を損切りしたと思って、さっさと次に進むことだ。
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