火星の翻訳者、主夫になる。

雑記

フリーランスの翻訳者となってからは、毎日家で仕事をしている。

最近は期間に余裕があるまとまった案件が多く、仕事のスケジュールが立てやすいため、淡々と翻訳している。

傍から見れば仕事をしているのか、勉強しているのか、トレードしているのか、息抜きしているのか分からない。

マリオカートに没頭しているときだけは、明らかに遊んでいると分かる。

でも仕事はちゃんとやっている。あぁ、ちゃんとやっている。今日も朝一で納品した。

この状態は、主婦が家事で忙しいのに、家にいるだけで時間があるように思われるのと同じかもしれない。

近頃の私は、半分主夫といってもよいかもしれない。

ほとんど毎朝スーパーに食料の買い出しに行っている。

その際に必ず、妻が食べる「焼き芋」を買って帰る。

細長いヤツが甘くておいしいという。

ご意向に沿うものを袋の盛り上がり具合から判断して保温期から抜き出す。このご時世なので一発勝負。

妻がいないときには、3時頃に洗濯物を取り込む。アラームをかけて忘れないようにしてる。

食事もいろいろ作る。キーマカレーは家族の評判が良かった。具だくさんにしているので、食材を切ったり炒めたりと結構な時間がかかる。

先日は、布団と布団カバーがずれないように紐を付けるといった裁縫にまで手を出した。

もう、半分主夫。

でもまぁ、こんな生活も悪くない。

サラリーマン時代は通勤で片道2時間程度かかっていた。

1日4時間、主夫業をやったとしても、通勤時間と同じ。

結局、家事でも何でも、やれる人がやればいい。

おっ、明日は恵方巻を買いにいかねば。

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