AMA Manual

AMA Manual関連の記事について書いていきます。

私が参照しているのは9版、10版、11版であるため、「9版から記載されている」と書いてあっても、8版以前から書かれているかどうかは確認していません。

※ニューイングランド師匠でAMA Manualについて書いた記事については、内容を見直してこちらに移動しました。

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[AMA Manual] eg (e.g.) と ie (i.e.) の使い方

eg, ie は9版から11版まで継続して記載されているが、少し記述は変わっている。 eg, ie —eg comes from the Latin exempli gratia: “for example” and ie comes fr...
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[AMA Manual] compared to と compared with

前々から書こうと思っていた compared to と compared with について書くことにする。 きっかけは、先日読んだ中山裕木子さんの『英語論文ライティング教本 ―正確・明確・簡潔に書く技法―』でも取り上げられていたこと。 中...
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[AMA Manual] P Value の “P” は大文字かつイタリック体

ニューイングランドジャーナルオブメディシン (NEJM) の写経をやりながら、「あぁ、"P value" の P って大文字だなぁ」 とふと思ったことがきっかけでちょっと調べてみた。 真っ先に見つけたのは、ICR_botのつぶやき。 確かに...
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[AMA Manual] Capitalization (大文字表記) の注意点

Capitalization (大文字表記) について注意すべきことをまとめる。★のマークが付いたものは 11版で新規に追加された記述。 ■完全な文の先頭は大文字。・クオーテーションがある場合、その中が完全な文章であれば大文字で始める。⇒ ...
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[AMA Manual] “gender” と “sex” の違い

"gender" と "sex" に関する記述は9版から存在するが、版数を重ねるごとに記述が倍増している。確かにトピックとして重要性は大きくなっていると思う。 『薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門 Ⅲ』には、生物学的な「性別...
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[AMA Manual] “foreign-born” は使わないこと

"foreign-born" には軽蔑的な意味合いがあると考えられるため、使用しないようにとの記載が11版から追加された。 対象の地域以外で生まれた人に対しては、以下のような表現を使うように推奨している。 non-US bornnon-Ca...
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[AMA Manual] impactを動詞として使う場合、affect と同じ意味ではないよ!

"fewer" と "less" の記事を書くときに参考にしたTwitterでのやり取りの話。 "impact"を動詞として使用している返信に対して、「"impact" を動詞として使用することは受け入れられない」との反応があった。 これも...
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[AMA Manual] “fewer” と “less” は使い分けが必要

"fewer" と "less" に関する Twitter のつぶやきに AMA Manual of Style が返信していたのを見つけたので、今回は "fewer" と "less" について書くことにする。 つぶやかれていた内容は以下...
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[AMA Manual] “health care”は2文字でハイフンは不要

"health care"は2文字で表記する。 形容詞的に使ってもハイフンは不要。 ただ、それだけなのだが。。。 ちょっとした雑学として書いておくと、"health care"は9版から記載されているが、9版では"health care, ...
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[AMA Manual] 年齢と性別の表現

今回は、年齢と性別の表現。 特に年齢は「あれ?どうだったけ?どこに書いてあったっけ?」となってしまう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まずは、"Age and Sex Referents" のセクションから。 これは9版、10...